藤原 文太(ふじわら ぶんた)
声:石塚運昇
搭乗車種…GC8 インプレッサ WRX type R STi version V
ボディカラー…ソニックブルー?マイカ
主な外装パーツ…STI製WRカータイプフロントバンパー(限定車22B STi Versionの物とは別)
ナンバー…群馬 52 が 13-600
43歳。身長172cm。62kg。藤原拓海の父で「藤原豆腐店」の店主。かつては「伝説の走り屋」と言われていた人物であり、元ラリー屋。拓海がまだ13歳の頃から、ハチロクでの豆腐配達をさせている(違法行為であるはずだが「今はもう免許を取らせたから時効」と言い張っており、友人の祐一を呆れさせた)。
愛車はAE86スプリンタートレノだったが、息子の拓海に譲った後は、政志のルートから中古で買ったインプレッサに乗り換えた。現在の拓海による豆腐の配達は、トレノとインプレッサを一日おきに使っている。また、拓海が高校を卒業して社会人になってからは、再び文太も一日おきに豆腐の配達を始めるようになった。
拓海の実父だけあって負けず嫌いな性格で、無口で無愛想だが内に秘めた情熱は今でも拓海に負けておらず、『秋名山の下りならシューマッハよりも速い』、『ポルシェが相手でも勝てる』と豪語している。拓海の神業的運転ですら「へたくそ」と言い切り(拓海が小柏カイといろは坂でバトルする前には、祐一に「ヘタとは思っていない」と言っていたため、自分と比べると、という意味であると思われる)、インプレッサの試乗では拓海をしっかりと打ち破っている。
グループAで使用されていたTRDチューン4A-GEエンジン[1]を豆腐屋ながらも引っ張ってくるだけの人脈や、本人曰く「シャンパンを過去飲んだ事がある」等、プロレーシング(ラリー)の世界と何らかの関係が有った事をちらつかせるような一面も持つ。
ガソリンスタンドの店長である立花祐一とは古くからの親友で、トレノの助手席に乗せた時は、隣でわめいている様子を楽しんでおり、「手放しドリフト[2]」をやって祐一を恐怖させた事もある。
また、アニメ(ドラマCD含む)版では土屋圭市とも交友があり、後述の小柏健とも走り屋として競った相手でもあった。
拓海の母親については作中ではまったく明言されていないが、作者はインタビューで「死んだか、拓海と文太を捨てて出ていったかのどちらかだろう」と語っている。